「カレー」という名前はUK人（イギリス人のこと）がインド料理を指した言葉であり、タミル語で食事という「カリ」から来ているといわれている。
インドのミックススパイスを使った料理を「カレー」という極めて大雑把な言葉である。
例えば小麦粉の細長い麺を使った料理をすべて「ラーメン」というようなもので、うどんもパスタもそうめんもそばも外国人から「ラーメン」と呼ばれたら少し嫌ですよね。
UK人がインドから地元に帰ってカレーを再現したところ、失敗して樽ごと地下倉庫に放置し、後日それを味見したら美味しくて広まったのがウスターソースと言われています。ウスターはその失敗したカレーを作った会社の名前「ウスター社」。
日本では幕末ごろにUK経由でカレーが伝わり、ライスカレー？カレーライスが広まったとされている。
＜AIによる説明＞
カレーの起源は、インドの古代にまで遡るとされています。当時は、スパイスや肉、野菜を煮込んだ「スパイスカレー」が主流でした。16世紀にイギリスがインドを植民地支配したことで、カレーはイギリスに伝わりました。イギリスでは、スパイスカレーをアレンジして、牛肉や豚肉などの肉類を主な具材とした「欧風カレー」が作られるようになりました。
日本にカレーが伝わったのは、明治時代初期のこととされています。1871年（明治4年）、物理学者の山川健次郎が米国留学に向かう船上で、初めてカレーを食したという記録があります。その後、陸軍幼年学校や札幌農学校などでカレーが食されるようになり、徐々に普及していきました。
明治38年（明治11年）には、日本で初めて国産カレー粉が製造・販売されました。また、明治39年（明治12年）には、カレーライスのタネ（レトルト食品に近い）が発売され、カレーはますます一般家庭に浸透していきました。
第二次世界大戦中、カレーは軍隊のレーションとして配給されました。そのため、戦後もカレーは食卓の定番として定着しました。
現在、日本のカレーは、欧風カレーをベースに、様々なバリエーションがあります。スパイスカレーや、インドやタイなど、本場のカレーを取り入れたカレーも人気です。また、カレーライスだけでなく、カレーパンやカレーうどんなど、カレーを使った様々な料理も楽しまれています。
日本のカレーは、今や国民食として、多くの人に愛されています。
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